レンタル料はどう仕訳すればいいの?

レンタル料の勘定科目は賃借料?それとも雑費?

レンタル料とリース料との違いは?

事業で滅多に使わないものは、レンタルするのが合理的です。

個人事業主によっては、車をレンタルしたり、パソコンをレンタルする人もいたりします。

レンタル料の勘定科目なんて、レンタルしていないし関係ない

とは思わないでください。

もしいまレンタルをしていなくても、事業が大きくなり使いたい物品が増えるとレンタルを必要とする場面が必ず出てくるからです。

レンタル料の仕訳は他人事ではなく、いつか自分ごとになりうる費用だと認識しましょう。

さて、レンタル料ですが、仕訳を切るときには賃借料の勘定科目を使ってください。

ただ、雑費を使用しても問題ありません。

では、なぜ雑費を使っても問題ないのでしょうか?

ここでは、その根拠と正しい仕訳方法を示します。

レンタル料はよく出る仕訳の1つです。比べられる勘定科目ではリース料がありますが、レンタル料との違いをわかっていないと、誤った仕訳してしまうことがあります。

当記事では、リース料とレンタル料の違いも紹介するので、参考にしてください。

【結論】レンタル料の勘定科目は賃貸料などさまざま

レンタル料は、レンタルするものによって勘定科目が変わります。

ポイント

一般的に賃借料の勘定科目を使用しますが、個人事業主によっては雑費の勘定科目を使用することもあり、レンタル品によっては、支払地代や旅費交通費の勘定科目を使用する場合もあります。

次では、レンタル品ごとの仕訳を紹介します。

賃借料で仕訳を切るべきレンタル料

以下のレンタルでは、賃借料の勘定科目を使って仕訳をします。

  • パソコンのレンタル
  • 玄関マット
  • 空気清浄機
借方貸方
賃貸料普通預金

支払地代で仕訳を切るべきレンタル料

以下のレンタルでは、支払地代の勘定科目を使って仕訳をします。

・レンタル倉庫

借方貸方
支払地代普通預金

旅費交通費で仕訳を切るべきレンタル料

以下のレンタルでは、旅費交通費の勘定科目を使って仕訳をします。

・レンタカー

借方貸方
旅費交通費普通預金

雑費を利用してもいい

レンタル料は、雑費を使用しても問題ありません。

あとから見返したときに、どういうものを使用した経費なのかを確認できれば、賃借料だろうが、雑費だろうが勘定科目は問われないからです。

具体的な根拠としては、会計にはどの勘定科目を使用してもいい経理自由の原則があります。

そのため、もし雑費で仕訳をしても、税務署の調査で問題にされる可能性は低いでしょう。

ただ、一度利用した勘定科目は、継続性の原則により使用し続けなければなりません。

大切なのは気分で勘定科目を選ぶのではなく、一貫性をもって使用する勘定科目を決めることです。

リース料とレンタル料の違いと仕訳

レンタル料と似ているものに、リース料があります。

たとえば、複合機はレンタルではなく、リースで使用されることが多いです。

リース

リースとは、リース会社に自分の使用したい物品を買ってもらい、それを契約期間に渡って支払いしていくもので、レンタルはレンタル会社の持っている物品を、賃貸借契約によって賃借料を払い、使用するものです。

レンタルの解約は自由ですが、リースは契約によっては解約できないものもあります。

この解約できないリース契約をファイナンスリース(所有権移転ファイナンスリース)といい、次の仕訳が必要になります。

なお、ファイナンスリースを詳細に定義すると上記の限りではありません。

より詳しい分類や解説が必要な場合は、こちらの 【電話機の勘定科目】固定電話の設置や回線工事代の仕訳は?も参考にしてください。

リース契約時

リース契約時には、以下の仕訳をします。

借方貸方
リース資産リース債務

リース料支払い時

リース料支払い時には、以下の仕訳をします。

借方貸方
リース債務普通預金
支払利息

決算時

決算時には、以下の仕訳をします。

借方貸方
減価償却費リース資産

【まとめ】税理士も利用する記帳代行で面倒な仕訳作業を依頼

レンタルはレンタル会社の持っている物品を借り、レンタル料金が発生するたびに仕訳をします。

一般的には、賃借料や旅費交通費、支払地代の勘定科目を使いますが、個人事業主によっては雑費を使用している場合もあります。

仕訳では、どの勘定科目を使ってもいい経理自由の原則があるため、必死になって適切な勘定科目を探す必要はありません。

重要

ただ、一度決めた勘定科目は使い続けなければいけないため、最初に決める勘定科目は慎重に選んでください。

また、レンタルによく似たリースは仕訳が複雑です。リースを詳細に知りたい場合は、次の【電話機の勘定科目】固定電話の設置や回線工事代の仕訳は?を参考にしてください。

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