フリーランスや個人事業主のライターなどで、撮影用や取材用として食材を購入することもあるでしょう。
その際、
「経費で計上して良いのか?」
「勘定科目は何になるのか?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、撮影用や取材用で購入した食材の勘定科目・仕訳について分かりやすく解説しています。
ぜひとも参考にしていただければ幸いです。
取材用で購入した食材は「取材費」で仕訳しよう
取材用で購入した食材は、「取材費」で仕訳するのが一般的です。
取材費とは、取材するためにかかった費用を指します。
また取材の際、撮影するために料理を注文した場合も、「取材費」で仕訳します。
使う場面においては、下記のようなケースが挙げられるでしょう。
≫ 例)フリーランス・個人事業主のライターが、記事を書くためにカレー店を取材してカレーを食べた
借方 | 貸方 |
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取材費 1,000円 | 現金 1,000円 |
ちなみに、取材店に行くまでの交通費も「旅費交通費」として経費にできます。
交通費+取材代をまとめて「取材費」で仕訳することも可能です。
取材に関係なく撮影用で購入した食材は「材料費」で仕訳しよう
取材に関係なく撮影用で購入した食材は、「材料費」で仕訳するのが一般的です。
例えばレシピ記事などを作成し、ブログに掲載したとします。
掲載する過程において、購入した食材は全て「材料費」で計上できます。
≫ 例)ブログにレシピ記事を掲載するため、食材を1,000円分購入した
借方 | 貸方 |
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材料費 1,000円 | 現金 1,000円 |
なお撮影に使う食器や飾り串などを購入した場合は、「消耗品費」として計上するのが一般的です。
取材の中で料理を注文したケースだと、「材料費」ではなく「取材費」で仕訳します。
業務に関わるのであれば食べ歩きも「研究費」で仕訳できる
業務に関係しているのであれば、食べ歩きであっても「研究費」として経費にできます。
例えば新たな取材店を探すために食べ歩く、良い店を紹介する記事を書くために食べ歩く、といった例が挙げられます。
≫ 例)美味しい店を紹介する記事作成に伴い、3店舗の焼肉店を食べ歩いて合計8,000円を現金で支払った
借方 | 貸方 |
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研究費 8,000円 | 現金 8,000円 |
食関連の資格受験料や勉強会なども経費にできる
管理栄養士やバリスタなど、食関連の資格受験料や教材費なども「研修費」で経費にできます。
≫ 例)管理栄養士の資格を受験するにあたり、過去問を3,000円で購入した
借方 | 貸方 |
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研修費 3,000円 | 現金 3,000円 |
もちろん経費計上するにおいては、自身の仕事と関連性がなければ経費にできません。
また生産者が主催する勉強会や試食会も「研修費」で経費にできます。
≫ 例)産地訪問勉強会に参加し、参加料5,000円を現金で支払った
借方 | 貸方 |
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研修費 5,000円 | 現金 5,000円 |
事業に必要であると考えたならば、どんどん経費で計上していきましょう。
仕訳作業を記帳代行サービスに依頼するのもアリ!
この記事では、撮影用や取材用で購入した食材の仕訳について分かりやすく解説しました。
「経理のコスト化を図りたい!」
「人手不足で入力人員が足りない!」
といった場合は、記帳代行サービスを活用するのも手です。
記帳代行お助けマンでは仕訳の他に帳簿の作成、領収書管理なども代行でおこなってくれる上に、初期費用はなんと0円です。
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この記事が少しでも参考になったなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。