事務所用の門松や鏡餅は経費になる?

門松をレンタルしたときの設置費用の勘定科目はなに?

門松や鏡餅などの正月飾りは、短期間の飾り物ですが毎年必要なものです。毎年の支出を経費にできれば、税金の圧縮が期待できるでしょう。

今回は正月飾りの仕訳方法を解説します。購入した場合だけでなく、レンタルした場合の撤去費用の処理も説明します。

正月飾りは経費になる?

事務所用に購入した正月飾りは経費になります。

飾り物や門松はもちろん、飾り終えた鏡餅を従業員などにふるまった場合でも、購入金額全額を経費にすることができます。

ただし、飾る目的ではなく、福利厚生や接待目的で購入した餅などは、その目的別に福利厚生費や交際費の要件に照らして処理しなくてはいけません。

次に正月飾りを購入した場合とレンタルした場合の仕訳方法、そこに伴って発生する注意点を解説します。

正月飾りを購入した場合

正月飾りを購入した場合、勘定科目は原則消耗品費を使います。しかし、実務的には雑費も使用可能です。

次に詳しく説明します。

勘定科目と仕訳方法

正月飾りは消耗品費か雑費を使います。どちらの勘定科目を使っても仕訳方法は同じです。

しかし、雑費を使うときは注意点があるので、後ほど詳しく解説します。

消耗品費を使うと、仕訳は次のようになります。

借方貸方
消耗品費普通預金
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雑費科目を使うときの注意点

雑費を使うときの注意点は、費用に対して一度決めた勘定科目は毎年同じ科目を使うことです。

正月飾りを雑費勘定で仕訳したならば、次の年もその次の年も、毎年正月飾りは雑費勘定で処理しなくてはいけません。

勘定科目を変えずに一貫すると、期間比較ができ、決算書が業績を正しく表すことができます。

雑費を国税庁は、次のように説明しています。

国税庁 確定申告書等作成コーナーよくある質問「雑費」

雑費とは、事業上の費用で他の経費に当てはまらない経費です。

したがって、雑費勘定はなるべく使わずに、他にあてはまる勘定科目で仕訳処理をするのが基本です。

参考までに、一度決めた勘定科目を使い続けることを会計用語で継続性の原則といいます。

処理や手続きを毎期継続して適用し、みだりに変更してはならないという企業会計に広く一般に求められている考え方です。

正しい決算書は外部にも信頼感を与えられるので、事業を営むうえで必ず意識してください。

正月飾りをレンタルした場合

正月飾りをレンタルした場合、勘定科目は賃借料を使います。

次に仕訳方法を説明します。

勘定科目と仕訳方法

正月飾りをレンタルしたときの仕訳方法は次のとおりです。

なお、賃借料のかわりにリース料やレンタル料などの科目が設定されている会計ソフトもあります。

借方貸方
賃借料普通預金

レンタル品の設置撤去費用の勘定科目

門松をレンタルすると、大きな門松であれば設置費用や撤去費用もかかることがあります。

その場合も門松をレンタルするのに直接必要な費用なので、レンタル料金と合わせて賃借料で仕訳処理をします。

わざわざ費用を分ける必要はありませんが、賃借料の内容がわかるように、レンタルにかかった費用の請求書や領収書は大切に保管しておきましょう。

【まとめ】事務所に飾る正月飾りは経費になる

事務所用の正月飾りは経費になります。費用の内容に合わせた適切な勘定科目を選んで仕訳処理しましょう。

ポイント

雑費を使うときは、毎年同じように処理することを心掛けてください。消耗品費と雑費を間違えたからといって、すぐに税務署が調査に入り、修正申告ということにはなりません。

ただ1つのあやまちから目をつけられることは、よくあります。そのため、小さなところで間違いを出さないことが大切です。

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