「記帳代行」に興味があるけど、どんなことをやってくれるんだろう。

どこまでやってくれるのかも気になる…。

記帳代行についてわかりやすく教えてほしい!

記帳代行とは「記帳」すなわち、日々の会計ソフトの入力や帳簿の作成を代行してくれるサービスです。

会社を立ち上げたばかりで経理関係のことに全く詳しくない社長様や、記帳代行に興味があるけどよくわからない社長様もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では記帳代行の定義や概要についてわかりやすく解説します。

記帳代行とは?

そもそも記帳とは何?

そもそも「記帳」とは何でしょうか?

あらためて経理業務の流れを振り返ってみます。

経理業務の流れ
  1. 請求書の控え、台帳、領収書、通帳などの資料を用意する
  2. 1.の資料を会計システムに入力していき、伝票を起票する
  3. 2で起票した伝票を仕訳して仕訳帳と総勘定元帳を作り、合計残高試算表を作る
  4. 貸借対照表、損益計算書を作る

大まかに言ってこのような流れとなります。このうち2が「起票」と呼ばれる作業で、3が「記帳」と言われる作業です。

つまり、記帳とは経理業務の一部分のことです。

大きな会社では1と2を業務担当者が行って、3と4を経理担当者が行うことが多いですね。

記帳代行とは?

記帳代行とは2と3の作業を代行してくれる代行業者を言います。1の資料を用意して業者に渡せば、3まで代わりに行って返してくれるのですね。

これは税理士や会計士がやっていることもありますし、税理士ではない記帳代行専門業者がやっていることもあります。

とはいえ、記帳代行には明確な定義があるわけではありません。多くの場合は2と3の代行を指しますが、業者によって作業範囲やオプションが微妙に異なります。

依頼する際は作業範囲をしっかりと確認した上で依頼しましょう。

記帳代行の必要性と概要

記帳をやらないとどうなる?

記帳の目的は貸借対照表と損益計算書を作ることだと上に書きましたが、それは何に使うのでしょうか?

答えは決算確定申告です。

確定申告は毎年1回、貸借対照表と損益計算書から決算報告書を作って税務署に申告するもので、全ての会社がやらないといけません。

つまり、日々の記帳をやらずに放置していると、毎年の決算時期に一気に1年分やらないといけないので、とても間に合わず困ったことになります。

また、日々記帳をしていないと現在の経営の状況が把握しにくいというデメリットがあります。

毎月きちんと記帳をしていれば、経費や売上の状況を可視化して把握できるため会社が傾く兆候にすぐ気づくのです。

そのため、月次決算を行う会社も多いです。

記帳を日々滞りなく行っていると経営にとってさまざまなメリットがあるので、ぜひ日常的に行うべきです。

やる時間がない場合は記帳代行を利用しましょう。

記帳代行はどんな業者がやっている?

記帳代行サービスを運営している業者は主に3種類あります。

  • 税理士事務所
  • 会計士事務所
  • 記帳代行専門業者

このうち、税理士と会計士は顧問契約のなかに記帳代行サービスが含まれていますが、記帳代行のみ受け付けてくれる事務所もあります。

記帳代行専門業者は税理士法人の資格を持っていない業者で、記帳だけを専門に行う業者です。

税務は税理士や会計士でなければ代行できませんが、記帳だけなら資格はいらないので問題はありません。

しかし、税理士資格がないといっても簿記の知識はしっかり持っているため自分で記帳するよりははるかに正確な会計ができます。

また、税理士事務所や会計士事務所よりもコストや契約の柔軟性の面でメリットが多いです。

帳簿の保存は義務?

記帳された帳簿は保存することが法律で定められています。

会社法で定められた帳簿は10年間、法人税法で定められた帳簿は7年間保存しないといけません。

誤って破棄してしまうと行政指導が入り、税務上さまざまな不利益が課せられます。

なぜこのような制度になっているのでしょうか。それは会社の透明性を確保するためです。

もし税務調査が入った場合、書類が全て破棄されていると調査できませんね。したがってそれを防止するためにこのような法律が決められています。

記帳というのはそれほど大事な業務なのです。

税務調査が入った場合に備えて、ぜひ専門スタッフによる記帳でしっかりとした帳簿を作っておきましょう。

記帳代行を頼むべき会社はこんな会社

記帳代行を頼んだほうがいい会社は以下のような悩みがある会社です。

記帳代行を頼むべき会社の例
  • 日々の記帳をする時間が無い
  • 日々の記帳に追われて本業が圧迫されている
  • 経理スタッフを新たに雇うべきか悩んでいる
  • 人件費を減らしたい
  • 複式簿記に対する知識が不十分なため正しく記帳できているのか不安である

上記のようなお悩みがあるなら、記帳代行に依頼するほうがいいでしょう。

記帳代行のご相談は記帳代行お助けマンまで

記帳代行お助けマンは、税理士コンサルタント会社が運営する記帳代行サービスです。

安い、柔軟、安心、簡単、高品質をモットーとしてサービスをご提供いたします。

一般企業の経理担当経験者や税理士事務所スタッフ経験者など、簿記資格保有者が数多く在籍しておりますので、安心してお任せいただけます。

また、運営元が税理士コンサルタント会社ですので、税務相談や決算申告までやってほしい場合も柔軟に対応できます。

記帳代行サービスをご検討の場合は、ぜひ記帳代行お助けマンへご相談ください。