「仕事が忙しくて、記帳代行をどこかに頼みたい!」

「直接税理士に頼んだほうがいいのか、それとも専門の記帳代行業者に頼んだほうがいいのかな?どっちが正解??誰か教えて!」

今回はこのような疑問にお答えしていきます。

記帳代行は忙しい事業者にとって便利なサービスです。

自ら現場仕事をする機会も多いですから、お金を生まない記帳作業から解放されるのは、とても魅力的なことです。

ただ記帳代行はどこに任せたらいいのか?こんな疑問がふっとわいてきます。

考えるビジネスマン

今回は記帳代行業者、税理士それぞれの違いや特徴についてお話ししていきます。

ぜひこれから記帳代行を依頼したい方は参考にしてください。

記帳代行業者と税理士の違いとは?

記帳代行業者の3つの特徴

①しがらみなく付き合える

税理士に記帳代行をお願いすると継続的な付き合いを求められます。

税理士は決算申告(確定申告)をみすえた契約をするので、最低でも期間は1年以上になります。そのため途中解約がしにくいのが少し難点ですね。

また記帳代行のみを受けてくれる税理士事務所は数少ないです。税務と会計、申告がすべてセットになっているから無理もありません。

「相性が合わない、サービスの質が悪い!」

万が一、このような時は不満を抱えたまま継続的な付き合いをしなければなりません。

ただ記帳代行業者は、顧問契約の必要がなく、決まった期間の記帳だけをお任せすることができます。

「6ヶ月分の記帳がたまっているから、そこだけお願いしたい!」

ピンポイントで空いてしまった期間だけ依頼することができます。

つまりお試し感覚でしがらみなく付き合えるというのがメリットになります。

②税理士よりも料金が格安の場合が多い

税理士は税務や節税アドバイスなど、本来の税理士業務を行うことで、記帳代行料金を高めに取っています。

税務アドバイスは、資格を持っている税理士の独占業務のため、付加価値をつけることで税理士への記帳代行の料金も高くなるのです。

記帳代行業者は付加価値をつけられないため、記帳代行の料金も安くおさえらることが多いです。

事業者によって判断が分かれるところですが、純粋に記帳代行を求めている方は格安の記帳代行業者に依頼することをおすすめします。

③納期の融通がききやすい場合がある

税理士は人手不足のところも多く、手が回らない方も多くいます。試算表の提出が遅れたり、対応が遅くなったりすることはよくあることです。

1人税理士の場合は、特にキャパシティーに限りがありますので、試算表を早く出して欲しい!という事業者の要望に応えらない可能性もあります。

その点、記帳代行業者は記帳入力に専念しているため、ある程度納期の融通を利かすこともできます。

仕訳量にもよりますが、早めに仕上げて欲しいという依頼でも柔軟に対応してくれることが
多いです。

④税務申告も提携の税理士に任せることができる

どの記帳代行業者も、よりいいサービスを求めて提携の税理士がいる事が多いです。

自ら税務申告はできないですが、税理士に決算申告を依頼できれば、自分で見つける必要がなく、探す時間も省くことできます。

きっちりした帳簿が作成できていれば、税理士との打ち合わせも最小限におさえることができますし、何より税理士の申告料金も安くできる可能性が高くなります。

税理士事務所の2つの特徴

次に税理士事務所の特徴についてお話ししていきます。

①安心して任せることができる

税理士に記帳代行を任せるメリットとしては「安心感」を得られるというのが1番です。

きっちり資格を持った方に依頼ができれば、多少金額が上がったとしても、任せる上での不安はなくなるでしょう。

ただ税理士事務所に記帳代行をお願いする際、

2種類のケースがある
  • 税理士本人が記帳を行う場合
  • 税理士資格を持ってないスタッフさんが行う場合

この2つがあり、多くは後者のケースが多いです。

もちろん会計の知識を持った税理士が行うに越した事はないでが、税理士自身は費用対効果の高い、仕事に力を入れていることが多いため、会計に詳しいスタッフが記帳代行を担当することはよくあることです。

そのため記帳代行業者とそのスタッフさんのスキルは、それほど変わらないことも考えられます。

コスト面を考えれば、税理士事務所の方がやはり高くつきますので、なるべく料金を抑えたい方は記帳代行業者に依頼する方がベターです。

②申告も一貫してお任せすることができる

税理士事務所にワンストップで記帳代行から申告までお任せできるのはメリットです。

記帳代行業者に任せれば、どうしても窓口が2つになってしまうため、その点では手間が省けます。

記帳と決算は密接に関わっているので、同じところにお願いしたいという方も多いでしょう。

ただ前述の通り、解約が容易にできないことは注意しなければなりません。

【まとめ】記帳代行は記帳代行お助けマンにご依頼ください

今回は記帳代行業者、税理士それぞれの違いや特徴についてお話ししました。

料金だけをみれば、記帳代行業者の方が安くなることが多いです。しかし、窓口一つの税理士事務所に任せる安心感もあります。

ですので、それぞれ両者のメリットデメリットを比較して、記帳代行を依頼することをおすすめします。

記帳代行お助けマンでは記帳代行業+税理士の紹介も兼ねているので、記帳入力だけでなく、必要であれば税理士を紹介することができます。

「記帳代行だけお任せしたい!」

「税理士も一緒に紹介して申告までお任せしたい!」

このようなご希望はもちろん、様々なご要望にお応えすることができますのでぜひ一度ご相談ください。