フォークリフトの勘定科目は何?

フォークリフトの仕訳方法や耐用年数について知りたい

今回は、こちらの疑問にお答えしていきます。

事業に用いるフォークリフトは経費として計上が可能です。購入した年に全額をひようとするわけではなく、一度資産として計上し、耐用年数にわたって費用処理を行います。

事業用のフォークリフトを正しく費用処理するためには、勘定科目や仕訳方法、耐用年数などの知識が必要です。

ここではフリーランスの個人事業主や中小企業の社長の方に向けて、フォークリフトの勘定科目や仕訳方法について紹介します。

フォークリフトの勘定科目

フォークリフトの購入時に使う勘定科目は、車両運搬具です。

購入時には車両運搬具として資産計上を行い、耐用年数に応じて毎期減価償却を行います。

なおフォークリフトの本体価額だけでなく、フォークリフト購入時に発生した手数料や運送費などの付随費用も、車両運搬具に含めて計上します。

フォークリフト購入時の仕訳方法

フォークリフト購入時の仕訳は、前述のように車両運搬具です。フォークリフトを購入して普通預金で支払った場合、購入時の仕訳は以下のようになります。

借方貸方
車両運搬具普通預金

【参考】機械装置には該当しない?

フォークリフトの購入時に用いる勘定科目について、機械装置ではないかと考える人もいるかもしれません。

確かにブルドーザーやパワーショベルなど、フォークリフトと似たイメージで、機械装置で計上するものは多く存在します。

特殊車両において、車両運搬具と機械装置を使い分ける基準は以下のとおりです。

チェック
  • 車両運搬具:陸上で人や物を運ぶ自走式の運搬具に用いる。フォークリフトは荷役自動車であり産業車両という位置づけのため、車両運搬具に該当
  • 機械装置:主な目的が作業場における作業であり、人や物の運搬でない場合に用いる。ブルドーザーは土掘りや地ならし・パワーショベルは掘削のように、作業に関する特定の目的があり、それぞれ建設機械・土木機械に該当する

似たイメージの勘定科目どちらを使うか悩んでしまう場合、それぞれの定義やニュアンスの違いなどを押さえるとわかりやすくなります。

フォークリフトの耐用年数

フォークリフトに限らず、固定資産として計上したものは耐用年数に応じて毎期の減価償却を行います。

資産ごとに耐用年数が決まっているため、正しい減価償却のためには耐用年数の確認が必要です。

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新品の場合

フォークリフトの耐用年数は4年です。耐用年数は「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」によって明確に規定されていきます。

新品で購入したフォークリフトについては、4年にわたって毎期減価償却を行なっていきます。

減価償却の仕訳は以下のとおりです。

借方貸方
減価償却費車両運搬具

なお間接法を用いる場合、減価償却の際に固定資産の額を直接マイナスするのではなく、貸方に「減価償却累計額」という勘定科目を用います。

借方貸方
減価償却費減価償却累計額

中古の場合

中古車両では、新品と同様の耐用年数は用いません。中古のフォークリフトを購入した場合、耐用年数を計算する必要があります。

耐用年数の計算方法は以下のいずれかになります。

ポイント
  • 耐用年数が残っている:車両の法定耐用年数(フォークリフトの場合は4年)-経過年数+(経過年数×20%)
  • 耐用年数が残っていない:車両の法定耐用年数×20%

たとえば1年間使われたフォークリフトを購入した場合、耐用年数を求める式は以下のとおりです。

4年-1年+(1年×20%)=3.2年

算出された耐用年数について、1年未満の部分は切り捨てとなります。したがって、この場合のフォークリフトの耐用年数は3年です。

なお計算の結果耐用年数が2年に満たない場合、耐用年数2年とみなして減価償却を行う必要があります。

耐用年数が残っていないフォークリフトを購入した場合、計算式に当てはめると耐用年数は 4年×20%=0.8年 です。

しかし上記のルールが適用されるため、結果として耐用年数2年で減価償却を行う必要があります。

【まとめ】フォークリフトは車両運搬具で計上・毎期の減価償却が必要!

フォークリフトの購入時に用いる勘定科目は車両運搬具です。耐用年数に応じて毎期減価償却による費用処理を行う必要があります。

フォークリフトの耐用年数は新品で購入した場合と中古の場合で異なります。正しい会計処理のため、耐用年数の考え方や計算方法の確認が欠かせません。

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